幼児の楽しい経験の場としての生活環境を整備し、個人差に留意し集団生活を通じて自主性、社会性、創造性の伸長をはかる。
・友だちと仲良く遊べる子ども
・自分でできる事は自分でする子ども
・心も体も健やかに明るくいきいきとしている子ども
・よく聞き、よく見、よく考えてやりとおす子ども
モンテッソーリ教育による保育形態をとり、人的物的環境を整え一人一人の可能性を引き出すことを大切にしています。
(平成21年度より段階的に実施)
3・4・5歳児がひとつのクラスに編成されています。
年下の子は、年上の子に対して憧れの気持ちをもち、たくさんの刺激や学びを得ます。
年上の子は、年下の子に教えてあげる事で思いやりの心、いたわりの心、我慢する心が育ち自信を得ます。
幼年期は月齢や個々の発達によって大きな差がみられます。
当園では、幼児の知的好奇心を満たす整えられた環境の中から一人ひとりが自分のしたいことを自由に選ぶことができます。
それにより、集中して活動に取り組み精神的、身体的な成長へとつながり、個性の充実を図ります。
各年齢別での活動時間も設け大切にしています。
同年齢での集団活動で協調性を養います。
教師は「子どもが自分でできるように手伝う」ことを大切にしています。
幼児期に必要な経験を日常の生活の中で自然に学ぶことにより、自分で考え判断する力を養い将来に向けての豊かな人格形成の基礎となります。
マリア・モンテッソーリは1870年イタリアに生まれました。
世界の子どもたちの為に子どもの自己の感覚、思考力、知覚力を身につけられる教具を作り出し、幼児教育に生涯を捧げ、すばらしい教育効果をもたらしました。
かけがいのない人格をもったひとりひとりの子どもたちが、幼稚園という環境の中で自らの興味や関心に従って自分で作業をえらび、自分のペースで活動することによって、達成感、満足感を味わいながら自己形成していきます。
感覚教具のねらいは、子どもが生まれてから今までに感覚的に経験してきたことを整理し、体系づけて知性への橋渡しをすることにあります。視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感を働かせながら、その特性がそれぞれに際立った教具を扱うことで、より洗練された感覚を獲得していきます。
話し言葉から書き言葉へ・・・お母さんのおなかの中にいるときからすでに言語活動は始まっています。たくさんの日常会話を大切にしながら徐々に「書く」ことへつなげていきます。そして「読む」ことができるようになってくると読むだけでなく文章の意味を理解したり気持ちや考えを豊かな言葉で表現できるようになってきます。
抽象化された数の概念を具体物を使ってゆっくりと認識していきます。感覚教具で行った活動がベースとなり数の世界へ導かれていきます。
モンテッソーリ教育の中でもっとも基礎となるのが日常生活の練習です。子どもは大人がしていることと同じことを自分でもやってみたいのです。おもちゃではなく本物を扱えるように子供サイズのものを整えています。
子ども達の興味関心・知的好奇心に沿った様々な分野をわかりやすく伝えていくことが大切です。音楽・生物・地理・歴史・宗教などを集団あるいは個人での活動として取り組んでいきます。
朝の8時~登園が始まります。
登園後は、各自が朝の身支度を済ませると、自由選択活動です。何をしたいのか、いつまでするのか、決めるのは子ども自身です。午前中のたっぷりの時間を使って、たくさんの教具・教材の中から子ども達が自由に選び取り組みます。もちろん外遊びを選ぶのも自由です。戸外でも自然を教材に体験活動から子どもたちの興味や関心を深めていきます。
昼食時間には、各クラスのお当番の子ども達を中心に準備を進めていきます。
昼食後は主に年齢別横割り保育を行っています。
14時~順次降園となり、保護者の方のお迎えやスクールバスでの降園となります。
降園後、必要な方は18時までの預かり保育を行っていますので、お仕事をされていても安心です。